筋肉が長軸方向に伸びやすくなる

 

ストレッチを行うと関節可動域が広がります。

ストレッチによる柔軟性の向上の生理学的なメカニズムには、

2つの現象が関係しています。

 

1つ目の現象は伸張反射の抑制です。

伸張反射とは、筋肉が伸ばされたとき、

それ以上伸びないように無意識で縮もうとする

脊髄レベルの反射のことで、

筋肉や関節が伸びすぎないように保護する生理的現象です。

この反射作用が筋肉の伸びを阻害しています。

 

しかし、

ストレッチ筋肉を伸ばし続けると

伸張反射が起こりにくくなります。

伸張反射による収縮作用を抑えることによって、

筋肉は長軸方向に伸びやすくなります。

 

さらに

筋肉の材質的な柔らかさもストレッチによって向上します。

筋肉の周囲や内部にある筋膜などの軟部組織には、

バネのような性質(弾性)があり、

筋肉が伸ばされて長くなりますが、

周辺の結合組織の抵抗力の大きさによって

関節可動域に影響します。

 

継続的にストレッチをすると、

結合組織の弾性は次第に低下します。

これは結合組織のコラーゲン繊維が、

ストレッチによって部分的に引き剥がされていくためです。

結合組織の弾性が低下する過程は、

金属製のスプリングを何度も伸ばしていると、

次第に反発力が小さくなっていく現象を

イメージするとわかりやすいです。

 

2つ目は関節周辺組織の可動性向上です。

一部の関節においては、

関節の柔軟性ではなく、関節包や靭帯といった関節周辺組織も

可動域制限の原因になります。

関節周辺組織も、筋膜などと同様にコラーゲン繊維を主体とした

結合組織でできています。

そのためストレッチによって

繊維同士が引き剥がされて、関節周辺組織の可動性が向上し、

関節可動域を制限が低下します。

 

 

 

 

 

 

Access

南柏駅、東口より徒歩6分の場所にあり、公共交通機関を利用して通いやすい環境です

概要

店舗名 南柏カイロプラクティック
住所 千葉県 柏市 今谷上町 43-40-102
電話番号 04-7136-1334
営業時間 9:00~19:30
19時30分(祝日は18時)までに受付いただければ施術可能です。
定休日 日曜日
最寄り駅 南柏駅

アクセス

場所は南柏駅の東口から徒歩6分。もしお車での来院でしたら、近くにコインパーキングがありますのでご利用ください。
また当院は朝9時から夜19時30分(祝日は18時)まで営業しており、昼休憩を設けていないので急な痛みで帰りまで我慢が出来ないようでしたら、いつでもご連絡下さい。
またお仕事帰りの時間で事前に予約頂ければ待たずに、ご案内いたします。もし気になることがございましたら、ご連絡下さい。
Contact

お問い合わせ

RELATED

関連記事