呼吸の効果｜(南柏)南柏カイロプラクティック | 歪んだ骨格を整えすっきりした身体を目指す

自律神経は

血管の動きをコントロールしており、

交感神経は血管を収縮させ、

副交感神経は血管を弛緩させます。

両者の神経のバランスが良ければ

血管の収縮と弛緩がリズミカルに繰り返され、

血流が良くなります。

ところが、

現代は交感神経が高くなりやすく、

副交感神経が低くなりやすい人が多いです。

そのため

交感神経が過剰に働くことで血管が収縮し、

血流が悪くなっています。

そのため

深い呼吸で、

副交感神経が優位に働くようにして、

血液中の酸素の量を増やし、

体中にきれいな血液が送られるようにします。

また

深い呼吸は

プロスタグランジン（血管を拡張させる）が分泌され、

血圧が安定し、細胞の働きが活性化します。

あとは

自律神経のバランスが整うことで、

血液中の免疫細胞のリンパ球が増え、

免疫力が高くなります。

深い呼吸は、

副交感神経が優位になり、

血行が良くなり、肩こりの改善にも繋がります。

それは

深い呼吸は自然と正しい姿勢になり

肩の筋肉が自然にストレッチされるためです。

あと

血行が良くなることで

体の隅々まで血液が行くため

手先、足先の冷えの改善にも繋がります。

また

リンパの流れも良くなり

体内の老廃物が排出されやすくなり、

むくみや疲労解消も期待できます。

深い呼吸は、

腸の働きをコントロールしている

自律神経に影響を与えるため、

交感神経と副交感神経がバランスよく働いていれば

腸は正常に働きます。

しかし

両者の神経のバランスが乱れると

腸の働きも乱れてしまいます。

口から取り入れた飲食物を運ぶ腸の蠕動運動は、

副交感神経が高いレベルで活動するときに

活発になります。

逆に

交感神経が過剰に働いていると蠕動運動が衰え、

便秘をはじめとする腸トラブルを

引き起こしやすくなります。

腸は体内で最大の免疫器官ともいわれ、

全身の免疫細胞の8割程度が腸に集中しています。

腸が順調に働いていれば免疫が正常に機能し、

外部から細菌やウイルスが侵入するのを防ぎます。

深い呼吸が習慣になると

副交感神経の働きが高まるため、

腸や免疫の働きにも良い影響が及びます。