南柏カイロプラクティック

 脊柱管狭窄症の原因は老化でもあります。

そのため発症や再発を完全に阻止することは難しいです。

それでも、治療によって症状を和らげたり、

日常生活の不便を減らすことはできます。

手術以外の方法で症状を緩和させ、

日常生活を改善させる治療を保存療法といいます。

 

 腰部脊柱管狭窄症も、多くの場合手術などの

外科的な治療法より保存療法がまず優先されます。

 

保存療法には

①薬物療法

②神経ブロック療法

理学療法

④装具療法(コルセットなどを使用)

⑤はり・きゅうなどの東洋医学療法

などがあります。

 

薬物療法(症状の緩和と血流の増加を目的)

  一般的な薬剤として、消炎鎮痛薬、筋緊張弛緩薬、

 循環障害改善薬、ビタミンB12などがあります。

 □消炎鎮痛薬(痛み止めです)

   多くの種類があり、効き方に個人差があります。

  病院は症状を判断して適すると思われる薬剤を投与します。

 □筋緊張弛緩薬 

   筋肉が痛むと、

  その筋肉は反射的に収縮して凝った状態になり、

  凝りが長く続くと痛みも強くなるという悪循環に

  落ちいります。

  筋緊張弛緩薬は、

  そんな筋肉の凝り(緊張)を和らげる薬です。

  消炎鎮痛薬と同時に使うと効果が上がるので、

   よく併用されます。

  または筋弛緩作用をもつ抗不安薬が処方される場合も

  あります。

  筋緊張弛緩薬には多くの種類がありますが、

  副作用として眠気、ふらつき、めまいなどの神経症状、

  悪心、嘔吐、食欲不振などの胃腸症状が共通しています。

 

 □循環障害改善薬

   血管を広げ、さらに血液を固まりにくくする作用があります。

  脊柱管狭窄症には、前者の効果を期待して投与されます。

  馬尾型の間欠性跛行に対して歩行能力の改善が認められるが、

  神経根型には効果が落ちます。

 

 □ビタミンB12

   神経組織を障害から回復させ、副作用もないので

  よく利用されます。

  本来は末梢神経障害に対して利用される薬ですが、

  腰部脊柱管狭窄症による神経根障害も末梢神経障害の

  一つなので、神経根型や混合型には用いられる。

  しかし馬尾型には効果を示すという研究は発表されていません。

 

神経ブロック療法(局所麻酔で痛みを取る)

 神経の痛む部分に局所麻酔薬を注入し、神経マヒさせて痛みを

 取る方法です。

 神経ブロック療法は外来で行え、すぐに効果が出ることなどから、

 薬剤の内服や理学療法などに効果が得られない場合に

 よく行われる。

 痛みが強い時、痛みが持続する時などに有効です。

 まれに血圧低下やアレルギー症状が出る恐れがあるため、

 医師から十分な説明を受けることが大切です。

 

腰部脊柱管狭窄症に対する神経ブロックには、

 ①硬膜外ブロック

   腰部脊柱管狭窄症で下肢痛や間欠性跛行など、

  馬尾または神経根の障害で痛みを訴える患者さんに

  行なわれる方法です。

  脊柱管内の硬膜より外側の腔に局所麻酔薬と

  時にステロイド薬を注入し、ここを通る神経(神経根)を

  マヒさせる。

  痛みの発生する部位の違いによって

  腰椎硬膜外ブロックと、仙骨硬膜外ブロックがある。

 

 ②神経根ブロック

   硬膜から脊柱管の外に出た神経根の1本だけを選び、

  局所麻酔薬を注入します。

  神経根の部分をレントゲン透視で確認しながら

  行われるため、危険はほとんどありません。

 

理学療法(物理的な方法で運動機能の回復を図る)

 体を動かす機能が低下している患者さんに対して、

 機能回復用の体操をはじめとする各種の運動、温熱(または冷却)、

 光線(赤外線など)、牽引やマッサージなどの物理的な方法により、

 運動機能の回復を図る治療法である。

 病院でのこの治療法は、

 医師の指示を受けた理学療法士(PT)が中心になって行われる。

 

 □温熱療法

   患部を温めることによって血管を拡張させ、

  痛みなどの症状を和らげる治療法です。

  病院ではホットパック、赤外線、

  マイクロウエーブ装置等による方法が行われています。

 

 □牽引療法

   骨盤を機械的に引っ張って腰椎を引き伸ばし、

  腰痛や足の痛みを和らげる。

  この治療法は、腰の筋肉の余計な緊張や、

  腰椎の前弯を取り除き、神経の圧迫による痛みを

  弱めます。

 

 □低周波電気刺激療法

   ごく弱い電流を痛みのある神経部位に流し、

  その刺激によって痛みを緩和する治療法。

  神経刺激だけでなく、筋肉の収縮を

  もたらす作用もあるため、

  血行の改善や組織の代謝を高める効果もある。

 

 □運動療法

   筋肉の働きを改善して、

  骨格や神経系にも良い影響を与えるように、

  関節の動きをスムーズにする目的で行われる。

  運動療法はすぐに効果が出るものではなく、

  少なくても数カ月間の努力が必要です。

  

装具療法(腰椎の安定、痛み緩和姿勢の保持)

  装具による治療は、

  ・仙骨が動き過ぎないように制限する。

  ・腹圧を上昇させ腰椎を安定させる。

  ・仙骨の正しい弯曲を守って軽い前傾姿勢を保つ。

 注意としては、

 装具を長時間装着していると腹筋や背筋の筋力が

 低下する可能性があるので、

 医師や理学療法士とよく相談する必要がある。

 

手術療法(日常生活に支障が出始めた時の選択)

  保存療法ではなかなか症状が治まらず、

 日常生活に支障をきたし仕事や日常作業が

 行えなくなった場合です。

 高齢者などでは、足の筋力の衰えから歩行が

 困難になったり、

 排尿や排便に困難をきたすような場合も

 当てはまります。

 

  腰部脊柱管狭窄症の治療は、

 症状の緩和だけなら薬物の服用や各種の

 ブロック療法などでかなりの効果が得られます。

 ただし排尿、排便に障害が出ると、

 保存的な療法だけでは日常生活の快適さを

 高めるのは困難です。

 手術が必要なケースは、

 腰部脊柱管狭窄症が進行して、

 次のような状態に陥っている場合になります。

 ・足の痛みや間欠性跛行などが強まり、

  日常の動作が困難になって、仕事ができなくなった場合。

 ・筋力の低下で歩けなくなった場合。

 ・保存療法だけでは排尿、排便のコントロールが出来ないと

 判断されたとき。

 

 手術を希望する人は、

手術によるメリットとデメリットを十分に考えたうえで治療に臨むことが大切です。

 

 

 

  

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

Access

南柏駅、東口より徒歩6分の場所にあり、公共交通機関を利用して通いやすい環境です

概要

店舗名 南柏カイロプラクティック
住所 千葉県 柏市 今谷上町 43-40-102
電話番号 04-7136-1334
営業時間 9:00~19:30
19時30分(祝日は18時)までに受付いただければ施術可能です。
定休日 日曜日
最寄り駅 南柏駅

アクセス

場所は南柏駅の東口から徒歩6分。もしお車での来院でしたら、近くにコインパーキングがありますのでご利用ください。
また当院は朝9時から夜19時30分(祝日は18時)まで営業しており、昼休憩を設けていないので急な痛みで帰りまで我慢が出来ないようでしたら、いつでもご連絡下さい。
またお仕事帰りの時間で事前に予約頂ければ待たずに、ご案内いたします。もし気になることがございましたら、ご連絡下さい。

Q

子供が一緒でも大丈夫ですか?

A

当院は院長が一人で施術するため患者様の貸し切りになりますので、お子様と一緒でもご安心ください。

心配でしたら、来院前にご相談下さい。

 

Q

施術を受けるのに、どの位待つのですか?

A

当院は予約優先なので、事前に連絡頂ければ待たずにご案内いたします。

 

Q

ぎっくり腰など、急性の症状は施術出来ますか?

A

はい、出来ます。ただ痛みで動けない場合は安静したほうが良いです。

もし少し痛いが動けるようでしたら、お電話をして確認をしてからご来院ください。

また当院は昼休みを設けていませんので、お仕事の合間でもご案内出来ます。

Q

最寄り駅はどこですか?

A

南柏駅が最寄り駅になります。

Q

どういった症状に対応してますか?

A

主に腰痛膝痛です。もちろん骨格歪みや、体で気になることも対応させていただきます、まずはお気軽にご相談ください。

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