椎間関節とは
椎体(背骨の骨)の後ろ側の左右に一対ずつある
上下の椎体を繋いでいる関節。
この椎間関節が痛みだす原因には二つある。
①関節に強い負荷がかかり痛みがでる。
②関節包が引っ張られて、中にある神経が反応したり
関節包自体が傷ついて痛みがでる。
原因は
体の前方にある腹横筋が弱くなったり、
足の前面にある大腿四頭筋が硬くなると、
骨盤が前傾気味になり、
頭の位置が骨盤の真上に来るため腰が前に反ってしまう。
この反り腰の姿勢が日常的になると
体の前の筋肉が弱くなり、
腰の椎間関節と脊柱起立筋の負担が増え、
腰痛を引き起こす。
予防法としては
骨盤を後傾させる動きを取り入れたり、
腹横筋を中心としたお腹周りの筋肉の強化や、
大腿四頭筋のストレッチ、
また過度に負担がかかっている背中の筋肉を
大きく伸ばすストレッチがお勧めです。
特に骨盤を後傾させる動きを行うと、
骨盤の動きにつられて腰のカーブがゆるみ、
関節の負担は減ります。