脊柱管狭窄症の3つのタイプ｜(南柏)南柏カイロプラクティック | 骨格を矯正し痛みでお悩みの方をサポート

神経根とは、

脊髄の末端部分である馬尾から左右に枝分かれした神経の

根もとのこと。

この部分を骨棘や椎間板、靭帯などが神経を圧迫し、

痛みやしびれが起きます。

神経根型の痛みやしびれの出かたは、

どの神経が圧迫されたかによって異なります。

神経根型の特徴として、

腰に痛みがでることもありますが、多くはお尻に痛みを感じます。

神経の圧迫が強くなると、足に力が入りにくい、

つまづきやすいといった症状が出ることもあります。

また皮膚の感覚が鈍く感じる部分が出る場合もあります。

また歩くと腰が反った姿勢になるため、

神経への圧迫が強まり、さらに足を前後に動かすことで、

神経が引っ張られます。

そのため、

歩いていると痛みやしびれが強くなり、やがて歩けなくなります。

しかし、

腰を丸めて休むと神経への圧迫が緩んで症状が軽減して、

また歩けるようになります。

このように間欠性跛行がみられるのも神経根型の特徴です。

脊柱管を通る脊髄から枝分かれした神経の束である馬尾神経が、

骨棘や椎間板、肥厚した黄色靭帯などから圧迫されて起こるのが

馬尾型です。

馬尾神経は、

足腰の皮膚や筋肉だけでなく、膀胱や直腸などの内臓にも行きわたっているため、

圧迫されると幅広く症状が現れます。

特徴として、

メインの症状は、足のしびれです。

通常、痛みはそれほど強くはありません。

立ったり歩いたりする時だけでなく、常にしびれを感じている事もあり、

間欠性跛行も多く現れます。

しびれは両足の広い範囲で現れ、

お尻、太もも、すね、ふくらはぎ、足の甲、足の裏、足の指など、

広範囲に及ぶのが特徴です。

足のしびれ以外では、

会陰部（外陰部と肛門のあたり）のしびれやほてり、足の灼熱感、

排尿障害、便秘などがあります。

加えて、神経根型のような足の脱力感や皮膚感覚の低下なども現れます。

馬尾型は多くの場合、手術が必要になるケースが多いです。

混合型は、

神経根型と馬尾型の両方の症状が同時に出るタイプです。

もしくはどちらかのタイプが先に発症して、

後に混合型に移行するケースがあります。

症状は、

馬尾型で見られるお尻から足先にかけての広範囲のしびれに加え、神経根型のような痛みを伴います。

また馬尾型のような会陰部のしびれやほてり、

足の灼熱感、排尿障害、便秘といった多彩な症状も現れます。

治療も難しく、馬尾型同様に手術になることが多いです。