膝の痛み

 中高年になると、歩くときや正座をするとき

膝に違和感や痛みを感じる人が増えます。

 

この原因の多くが「 変形性膝関節症 」です。

日本では、40歳以上の2人に1人に症状があり、

その数は1800万人になるとされています。

(変形性膝関節症診療ガイドライン2023より)

 

変形性膝関節症は、

膝関節の表面にある軟骨がすり減って

膝の衝撃を吸収しきれなくなったり、

骨どうしが直接ぶつかるようになって痛みが生じます。

軟骨は加齢による膝の機能の衰えや

使い過ぎなどが原因で擦り減ってしまうため、

誰でも発症する可能性があります。

 

軟骨には神経や血管がなく、

自己修復能力が乏しいため、

一度擦り減るとほとんど元の状態には戻りません。

 

膝の痛みが

年のせいなどと思って医療機関を受診せずに安静にしていると

膝を支える筋肉が衰えたり、膝関節の動きが悪くなって、

日常生活を送るのが難しいほどの痛みが強くなることが多いので、

早めの医療機関への受診が重要です。

 

セルフケアとしては

①運動療法

②肥満解消

③日常的に体を動かす

があります。

 

 

①運動療法

 適度に運動を行うと、筋肉が鍛えられるだけでなく、

 肥満がある方は減量につながり、膝の痛みの軽減になります。

 特に大腿四頭筋中殿筋を鍛えることが大切です。

 大腿四頭筋を鍛えると膝が安定し、

 中殿筋を鍛えると骨盤が安定することで、

 歩行時膝への衝撃を軽減させます。

 また変形性膝関節症になると、

 太ももの裏側のハムストリングが硬くなります。

 ハムストリングストレッチすることで、

 膝の曲げ伸ばしがスムーズになって痛みが軽減します。

 運動前にストレッチをすると効果的です。

 運動療法は継続することが大切で、

 無理なく毎日続けることで効果を実感できると思います。

 

②肥満解消

 日常の動作は膝に負担がかかっています。

 体重が重いほど膝の負担が大きく、

 特に急な体重増加は、膝を痛めやすいです。

 そのため

 膝の負担を減らすために、体重を減らすことが大切です。

 ただし極端に食事の量を減らすと必要な筋肉まで減ってしまうので、

 タンパク質をしっかりとりながら摂取エネルギーを抑えたり、

 野菜を多めにとるなど、食生活全体を見直すと良いでしょう。

 

③日常的に体を動かす

 運動療法で、膝の痛みが軽減してきたら

 ウォーキングやヨガ、太極拳など続けられる運動を試しても良いでしょう。

 またO脚の方は、

 足底版を使って体のバランスを整える方法もあります。

 

 

 

Access

南柏駅、東口より徒歩6分の場所にあり、公共交通機関を利用して通いやすい環境です

概要

店舗名 南柏カイロプラクティック
住所 千葉県 柏市 今谷上町 43-40-102
電話番号 04-7136-1334
営業時間 9:00~19:30
19時30分(祝日は18時)までに受付いただければ施術可能です。
定休日 日曜日
最寄り駅 南柏駅

アクセス

場所は南柏駅の東口から徒歩6分。もしお車での来院でしたら、近くにコインパーキングがありますのでご利用ください。
また当院は朝9時から夜19時30分(祝日は18時)まで営業しており、昼休憩を設けていないので急な痛みで帰りまで我慢が出来ないようでしたら、いつでもご連絡下さい。
またお仕事帰りの時間で事前に予約頂ければ待たずに、ご案内いたします。もし気になることがございましたら、ご連絡下さい。
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