仙腸関節とは・・
骨盤の腸骨と仙骨をつなぐ関節です。
仙腸関節は関節包で包まれていますが、
関節面が地面と垂直になっているため
重力の影響を受けやすい位置にあります。
そのため仙骨と腸骨は
多くの靭帯によってガチガチに固められて
重力に抗って位置を保っているので
仙腸関節の動きは大きくありません。
しかし
仙腸関節は
体の前屈、体を反った時など
仙骨は前後に動き
腸骨の開閉の動きに対応しているため
仙腸関節はちょっとしたことでズレが起こりやすい。
このズレが関節内にある神経を刺激して痛みにつながっています。
女性の腰痛は
実は仙腸関節が原因であることが多いです。
それは女性は男性に比べて骨盤が大きく、
妊娠、出産だったり、生理の時にも骨盤が開いたりして
仙腸関節に負担がかかりやすいためです。
①普段から反り腰気味で生活し、仙骨が前に倒れた状態である。
②背中が丸くなった前屈姿勢で生活が多く、
仙骨が後ろに倒れた状態のため関節にズレが起きている。
③女性は生理や妊娠などで腸骨が開閉することで
仙腸関節が不安定になりズレが起こっている。
腸骨に付着している腹横筋やお尻、大腿(ふともも)
の裏側の筋肉が弱くなっていますので、
予防法としては
腹横筋、お尻、大腿(裏側)の筋肉を鍛えることが大切で
それらの筋肉を鍛えることで