腰痛の原因で分類
(腰痛を起こしている原因によって分けると次のようになります)
①慢性筋・筋膜性腰痛
腰部の筋肉、筋膜の緊張や硬化等によるもので、
腰が重い、張っている、伸ばしにくい等腰に違和感がある状態。
病院で検査をうけても異常がないと診断されることが多い。
温めたり、湿布を貼ったり、マッサージする等で楽になる。
その飛び出した髄核が背中側を通る神経を障害すると、
痛みや痺れが腰からお尻、足へと広がる。
③脊椎分離・すべり症
脊椎分離症は、椎骨(腰椎)の椎弓が疲労骨折して起こしやすい。
特に激しい運動等をした10~20歳代に多く、
足やお尻に痺れ等の神経症状がある。
その後分離した椎骨が前方へ大きくズレて、
すべり症になることがある。
中高年以降の場合、分離症なしにすべり症になることがある。
背骨の背中側にある縦に貫く脊柱管が、
加齢等で狭くなり周りの神経を刺激して、
お尻や足まで痛みや痺れが広がる症状。
坐骨神経痛の要因になりやすい。